オタク新卒生の日記

(やる気とか色々)限界新卒生。アツいのはアイドルマスターSideM

春は出会いと別れの季節など

桜が咲いていて驚いた。よく考えればもう三月も終わりでもうすぐ四月がやってくる。

就活を始めてもう一ヶ月という事実にめまいがする。特に何もしていないのにもう一ヶ月。よければこのまま六月の初めまで時計を進めてほしい。

桜の下で袴姿の女性達とすれ違った。どこかの大学が卒業式だったのだろう。先日我が校も卒業式だった。去年は卒業式だと知らずに大学に行っていて、袴姿の先輩と遭遇したものだったが今年はそんなこともなく、なんとなくツイッターの流れでそうだと知った。

春は別れと出会いの季節、などというが卒業式はまだ冬だろうと思っていたが、なるほど、三月末はもう春だ。春に別れることもあるのだなと思った。

桜の下で楽しそうに歩いていた晴れ姿の彼女達も数日後にはてんでばらばらに入社式だ。

 

説明会の間、もしSideMが終わったらどうしようということを考えていた。

どうしようもこうしようもない。いつか終わるコンテンツだ。私がよほどの早死にをしない限り声優の何人かは確実に私よりも早く死ぬし、彼らに60になっても歌って踊れとはとても言えない。

そんな生の部分を抜きにしてもこのゲームが何十年持つとも思えない。今人気を博している艦これや刀剣乱舞だっていつかサービスが終了する時が来るだろう。

この間、ミリオンライブのサービスが終了した。まだミリシタがあるけれどミリオンでの彼女達の記憶はもう更新されない。

ああ、なんだか怖いなあと思った。

今、SideMはステの方がアクティブユーザーが多い。終わるならモバの方だと思う。ステだってほかのアイマスシリーズと比べたらアクティブユーザーは少ないだろうけれど、もし、モバが終われば課金が一本化してもうしばらくは持つだろう。まあ、つまりモバが終わったところでしばらくはアイドル達に会えなくなることはないんだろうけど。

ゲームが終わってしまえば、そしてコンテンツが終わってしまえば、彼らと過ごした記憶が全部なくなってしまう気がして怖い。公式から私を今支えてくれているアイドルの存在を否定されるようで怖い。

このコンテンツは寄り添って、育てることを楽しむコンテンツだと思う。彼らと紡ぐのは物語ではなく日々の記憶だと思う。物語はいつか終わらなくてはいけないものだけど、日々の記憶はともに積み重ねていくものじゃないか。それがもうできない日が来るのが怖い。もしかしたら積み重ねた日々のデータさえも全てなくなってしまうのが怖い、と思った。

多分、今、ただ単にそういう気分で、明日になったら違うと思う。

それにコンテンツが終わるよりも、私がSideMを離れる日の方がきっと早く来る。

興味がほかに移って、ログインしなくなる日が増えて。曲を聴かなくなって情報を追いかけなくなる。

そういう日の方が早く来る。そちらの方がずっと現実的で怖い。

と、思ったという記録。